ピアノを弾ける男の子はかっこいい
私は息子が小学生の頃、ピアノを教えてきた。
誉めたり、怒ったり、あの手、この手で
それはそれは一生懸命教えてきた。
理由はただ一つ。
ピアノを弾ける男の子はかっこいい✨✨(←あほ)
だけど息子は、
私が一生懸命になればなるほど冷めていく。
空手もそうだった。
私が一生懸命になればなるほど冷めていった。
のほほん息子だけど、
私の思い通りには絶対にならない。
そういうことにはとても頑固な男なのだ。
私は息子の頑固さに負けた。
ピアノを教えることをやめた。
空手もやめさせた。
私の必死でしんどかった気持ちはイッキに消えた。
なぜだか解放感。
私がほっとした。
こんなことなら、
最初っからアホみたいに一生懸命にならなきゃ良かったと思った。
息子は息子で、
私から解放され、一人で羽ばたいている。
自分から入ったバスケ部。
友だちと遊ぶ。
ゲームに夢中。
勉強そこそこ。
息子はいつも何かをしてのびのび楽しんでいる。
そしてそして、ピアノ!
なんと息子はほそぼそとピアノの練習を自らするようになった。
ピアノを嫌いにはなっていなかった!
アラジンのホールニューワールド。
弾けるようになりたいんだって。
中学校の合唱コンクールの伴奏もひきうけ
ちゃんと弾けるようになっていた。
娘は尻をたたけば、どこまでも走って行く子であるけど、
息子は全く逆だ。
放っておかないとならないのだ。
ちゃんとした道を歩いていける。
私は、これからも、ずっと息子を見守るだけにしようと思っている。
嫌がる息子のニオイはかぎに行くけど。(笑)
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