ボケボケちゃんのブログ

更年期の私、統合失調症の旦那、勉強できる変人娘、のほほん息子、そして2にゃん!の日記。

統合失調症の旦那の妄想

あとで思えば、
あれもこれも「妄想」だったんだなぁ、ということが沢山あります。
私は妄想であろう旦那の話、結構信じちゃった。
だって、そんな病気があるだなんて思いもしなかったもの。。。


信じちゃった妄想1)
統合失調症の人には、よくある妄想。
それは悪口を言われている、と思うこと。
「バカっ!」とか「常識のない奴」とか声に出して言われるんだって。
で、「誰に?」と旦那に聞くと、必ず「わからない。」と答えていた。
妄想か幻聴か。


信じちゃった妄想2)
これも統合失調症にはよくある妄想。
見張られている。。。
〇〇さんが見張りにきている、とか。
私は、えー?変な人!迷惑な人だね!と思っていた。


一度、二人で出かけていた時に、
喫煙者である旦那にライターをかしてください、と言ってきた人がいた。
ライターをかして、その人から離れた後、
気が付いたら旦那の様子がおかしく、ふさぎこんでいた。
ふさぎこんでいる理由を聞いても、うっとうしそうな顔をするだけ。
旦那の態度にわけわからん私と大喧嘩になったものだった。
(こういうことがよくあって、しんどかった。(T_T))
これに関しては、何年もあとで聞いてわかったのだけど、
その人に見張られている、と思ったのだそうだ。


信じちゃった妄想3)
職場で〇〇さんが包丁を持って立っていた。。。
詳しく話を聞こうとすると、そこはあやふや。
ただ、〇〇さんが包丁持って立っていた、とのこと。


この話も「えー??」と思いながら信じちゃった。
だけど、どう考えてもあり得ない話なんですよ。


旦那は警察に言いに行ってたけど、
管轄が違うと言われてしまったようだ。
オオゴトにならなくって良かった。💦💦



とにかく「統合失調症」という病名にたどりつくまで
旦那は妄想はのたびに、ただごとではない表情をし、
私はそれに振り回され、おびえていた。
ただただそんな旦那が怖かった。


そんな日々を思い出すと、
症状がなくなった今は平和で幸せだ。