昨日、仕事していた時のこと。

私の昨日の仕事のポジションは受付だった。
（整形外科で働いております）

凄く忙しい時に、
誰かの電話が鳴り続けていた。

私の携帯だった。

ずっと鳴っていた。

他のスタッフたちも、
物凄く気にしてくれていた。

「ボケさん！携帯なってるよ！！大丈夫？？」って。

急用か！？
のんちゃんが具合悪くなったのか？？

凄く、凄く、凄く、気になったのだけど、
受付の対応がめちゃくちゃ忙しくて
電話に出られなかったし、
すぐに折り返しの電話もできなかった。

やっと、忙しさが引いた時があって、
携帯の着信を見た瞬間に青ざめた。

息子っちからの電話だった。

私は息子っちがなぜ電話をかけてきたのか
すぐにわかった。

昨日は「合格者招集日」と言って
４月に入学する予定の高校に行く日だったのだ。

中学の制服をさがしていたのだ。

「合格者招集日」には中学の制服を着て行く。

私はそのことをすっかり忘れて
さっさと制服を片づけてしまったのだ。

あああああああっっっ。

電話かけても、もう出ない。

息子っち、制服見つかったのか、どうか、わからない。

どうしたのだろう？
どうなったのだろう？？

宿題を捨ててしまった次は、制服かっっ！！！！

私は泣きそうな気持で仕事をした。

急いで家に帰ると
息子はまだ帰っていない。

中学の制服、片づけたまま置いてあった。

ああああああああああああ。

しばらくすると息子っちが帰ってきた。

私はとっさに隠れた。

「お母さん？」と息子の声がした。

怒っている様子はなかったので、
おそるおそる出てくると、
息子っちは、中学の制服を着ていた。

話を聞くと、急いで友だちに制服を借りに行って、
走って高校に行って
ぎりぎり間に合ったのだそうだ。

全然怒っていなかった息子っち。

宿題のこともあったし、
私はびーびー泣いてしまったよ。

そんな私を見て、息子っちは笑ってた。

ちなみに私が捨てた宿題は
再度やり直しをしないとならないことになった。

そして、どっさりと新しい別の宿題も持って帰ってきてた。

ほんとに、ごめん。

宿題、大丈夫かなぁ。　できるんかなぁ。

頑張ってな。息子。

怒らないでいてくれて、ありがとう。