ボケボケちゃんのブログ

更年期の私、統合失調症の旦那、勉強できる変人娘、のほほん息子、そして2にゃん!の日記。

天と地の差だった

たまーに思い出すことがある。


私が28歳頃だったと思う。


私は昼の事務職と
夕方から中華料理屋でのバイトをしていた。


私より年下の中華料理屋の店長と付き合っていて、
そいつと別れた日。


仕事とバイトの疲れ、そして、破局で
私は心も体もボロボロだった。


帰りの電車で
私は涙が止まらなくなり
下を向いて泣いていた。


座っている私の前に
スーツ姿のカップルが立った。


男性は、そっと女性の腰に手をあてている。
電車が揺れても大丈夫なように。


とても紳士な男性だ。


キレイな脚の女性。
ぴかぴかの素敵なパンプスが目に入る。



そのカップルに見られないように
私は泣いていた。



すると・・・



あれ?
ボケちゃんじゃない???



とその女性に声をかけられた。



私が見上げると、
なんとなんと、私の同級生だった。



高価そうな上品なスーツを着て、
以前は歯の矯正をしていた器具もはずれていて、
キレイな歯ならびを見せ、
薔薇色のほっぺをしていた。



私の同級生は、とてもとても美しくなっていた。



美しい同級生が、
全身きらきらで、大きく微笑んでいた。


そして幸せそうに言ったの。


「✨私たち、結婚するの!✨」



もう、幸せオーラにのみこまれてしまうんじゃないか、
と思うくらい、幸せそうで、キレイだった。



私の目。
涙でぬれていたと思う。
赤くなっていたと思う。



きっと同級生は気が付いただろうな。



だけど、私は必至に笑顔を作り、
「おめでとう」と言った。



そして、私は電車を降りた。



輝くばかりに幸せオーラをはなっていた同級生と
不幸で仕事疲れでボロボロでみすぼらしかった私。



こんな天国と地獄ある????



ってたまーに今でも思い出す。



あの同級生、今、どうしているかな?
と暖かい気持ちで今は思えている。




私は、にゃんこたちと、元気だよ!(*'ω'*)