息子っちが
お好み焼き屋のバイトを辞める
と言い出した。

理由は・・・

やっぱ神経使うんだって。

お客さんのお好み焼きを焼きながら、
ビールやら何やら注文を聞く。

聞いているうちに、
やっぱ焼いているお好み焼きのことを忘れることがあるんだって。

そして青ざめる。

常連さんは、
ちょっとでもこげると怒りだす。

そして焼き直すことになるんだけど
時間がかかってしまうことで
お客さんは不機嫌に。

そういうのが、ストレスなんだって。

神経使うのがシンドイんだって。

ストレスであること
辞めたいことを店長にラインをしたらしい。

私は
お好み焼き屋でのバイトの話をいっぱい聞いてきた。

とにかく人間関係がいい。

アットホームなの。

息子っちは、店長をはじめ、スタッフの人に
とても可愛がられている。

そんな話を聞いてきたから、
お好み焼き屋のバイトを辞める、と聞いて
めちゃくちゃ淋しくなった。

辞めないで欲しいよ。

だけど、
息子っちのストレスもなんかわかる。

店長からは、
なんかイヤなことでもあるんか？
今度、ゆっくり話をしよう
と返事が来たらしい。

たぶん、引き留めてくると思う。

引き留めてくれ。

息子っちを
お好み焼きのお兄さんにしてくれ。

そして、ほのぼのした話を
これからもいっぱい聞かせてくれ。