今日、旦那の部屋に入った。
旦那の部屋には、義母の古いタンスがある。

義母は、今、老人ホームに入っていて、
もう２度と我が家には戻ってこない。

義母の大事なものは
全部、義姉が管理している。

なんとなく、タンスの扉をあけてみた。

ごちゃごちゃとガラクタみたいなものが入っていた。

ふと小さなノートが目についたので、
ほんと、なんとなく、手をのばし
中を見てみた。

日記のようだった。

ドキドキした。

怖い方のドキドキ。

私の名前が書いてある。
旦那の名前も書いてある。

老人が書いた文章なので、
非常に読みにくいのもあって、
内容はしっかりと読めなかったし、
読まなかった。

とにかく、凄く怖かった。

旦那くんは、統合失調症である。

しかし、新婚の頃、統合失調症が発症していることがわからず、
勿論、治療もしておらず、
物凄く変な旦那くんが恐怖で、
離婚したかった。

そのため、義母との関係もサイアクになっていた。

沢山口論になったし、ドロドロだった。

その頃の日記だったら、と思うと、怖すぎる。

もしくは、同居していた頃の日記？？？

同居の時も、いろいろあったからなぁ。

そっちの日記だったとしても、怖い。

私はその日記を手に持っていると
精神病みそうになってきたので、
ビリビリにやぶいて、
生ごみのゴミ箱に捨てた。

人の物を勝手に、
そのようなことをしてはいけない、
とは思ったけど、
恐怖だったの。

高3娘っちに、そのことを打ち明けたら、
「読みたかった！」なんて恐ろしいことをぬかす。

いやいや。嫌だ。怖すぎる。

今日の夜、眠れるかな。

あんまり考えないようにしよう。

のんは、見た。
お願い。ナイショにしててね。