ボケボケちゃんのブログ

更年期の私、統合失調症の旦那、勉強できる変人娘、のほほん息子、そしてにゃんこののんちゃん!の日記。

悩んだ。泣いた。

高1娘は変なところで、とても真面目です。


例えば
家の片付け全然しないくせに
学校の掃除はきっちりやる。


例え、娘っち以外の生徒、みーんな掃除をさぼっても
文句言わず、一人でも掃除をやる。


理由は、
「さぼるような人たちと、同じにはなりたくないから。」
なのだそうです。


実際に、クラス一人で掃除をやったことも少なくない。
(懇談の時に、私が先生に文句言ったけどね。)


ね。妙なところでエライでしょ?


私だったら、さぼるわ。
だって、みんなさぼってるねんもん。掃除嫌いだし。



さてさて。
そういう妙なところで真面目な娘っち、
今回、ちょっと悩むことが出てきました。


内職。


家庭科や副教科の時間に、密かに他の教科を勉強する、
という内職。


娘っちは、昔っから内職が嫌いだった。


教えている先生に対して失礼なことだし、
アカンことだと思っていた。


絶対にやりたくないことの一つだった。


しかし、周りを見ると、
副教科の時に、どいつもこいつも内職をやっているらしい。


娘っちは物凄く負けず嫌いです。


娘っちが、家庭科の授業を真面目に聞いている間に
ライバルたちが、数学やら物理の勉強をしている。


そんなのを見ちゃうと、
焦る。焦る。焦る。


ひたすら焦るんだって。


焦るのと同時に、めちゃくちゃ腹が立つんだって。


家庭科の授業なんてなくていいのにっ!!
とわけわからんことを口走る娘。


悪いのは、家庭科の授業でも、内職をやっている子たちでもない。


どうするかは自分で決めることが大事なのだ。


娘は、そんなことぐらい全部わかっている。


内職は絶対にやりたくない!という真面目な気持ちと、
ライバルたちが、ガンガンに内職をやって、
成績を伸ばしていく焦りが、まざりあって、
娘っちは、めちゃくちゃストレスをためまくっておりました。


内職をやる=自分に負ける  なのだそうだ。


自分に負けたくない、だけど焦るんだよーー!!!


どーしたらいいのかわからなくなって、
ボロボロ泣き始め、私に訴えていた。


私のこーゆーところがアカンねんっっ
と娘は泣きなが言っていた。



内職はアカン!で通したら、
ストレスで娘はつぶれてしまう、と思った。



私といろいろいろいろいろいろ話し合いましたわ。


娘っちは、目標大学が「京大」である。
しかも理系。


目標の高さが半端なく高い。
(ちなみに最近の模試はC判定!)


その目標を達成するためには、
多少の犠牲も必要なのではないか。


当たり前のように内職するんじゃなくって
しっかり悩んでの内職。


悩むって、凄く大事なことだよ!


内職はやってよし!
自分の真面目の部分を妥協してもいいんじゃないか。



とかなんとかで、その後も沢山話して、終わった。



娘っちは、あんなにも嫌っていた「内職」をすることに決心した昨日だった。


自分に負けた日になるのか?


それを受け入れた娘っち。


そういう経験も人生必要だ。




がんばれ。