ボケボケちゃんのブログ

更年期の私、統合失調症の旦那、勉強できる変人娘、のほほん息子、そして2にゃん!の日記。

育った環境

私の親は、いかにも小市民という感じの人たち。
私の両親から、人の悪口なんて聞いたことありません。
悪い人たちではありません。


私は小さい頃から怒られずに育ちました。


お箸の持ち方が悪くても何言われませんでした。


お手伝いを言われたことも全くない。


習っていたピアノを練習しなくても怒られない。


勉強しなくなって成績ガクーンと落ちても何も言われない。


私の反抗すさまじく、ヒドイ言葉、暴言吐いても怒られない。


大学になって朝帰りも何度もした。
母は怒らなかったけど、嫌な顔だけはしていたな。


タバコも吸ったけど、何も言われませんでした。
嫌そうな表情だけ。
私はその表情が大嫌いでした。


お説教も、話合いも、なーーーーんにもなし。


親の考えていることなんて、何もわかりませんでした。
親も私のことなんて、何もわかってはいませんでした。


そりゃそーだ。
コミュニケーションとってないもの。


だけど、それが普通のことだと思っていました。
だって、そういう風に育ってきたんですもの。
うるさくない親に育てられて、
私も楽ちんだったかも。
淋しさなんて感じたことなかった。



こういう育てられ方ってどう思う?



今の私は クソだと思っている。



過干渉だったり、殴られ蹴られで育った人にとったら
羨ましいとか思うのかな。



私は親をバカだと思っていたし
大人をバカだと思っていた。


楽ちんだったはずなのに
家を出るまで、私は親が嫌いでした。




そんな私が結婚して子どもを二人育てることになりました。


子どもたちと沢山話をし、
いろんなことを教え、
いっぱい大切な話もしてきました。


子どもたちが好きでしょうがなかった。


学校話沢山聞きたいし、
ハグもいっぱいしたい。


よくぞ生まれてきてくれた!ありがとう!!!です。


そして、ある日、ふと思ってしまったのです。


私、学校話とか親にした記憶が全然ない。
親とスキンシップなんて、全然なかった。


怒られなかったのも
お手伝いさせられなかったのも


ただ私に興味がなかったのだろうな。
ただ私に関わるのが面倒だったのだろうな。


なんか大人になって
気がついてしまってビックリしちゃってたんだ。


ちなみに私の母は専業主婦でした。
何かと趣味を持ってやってはったわ。
経済的にも、今の我が家の2.5倍は収入あったと思う。


ちょっぴり複雑気分になったりもしたけど
まぁいいのだ。
ほんとに、もーいい。


今、楽しく生きている。
楽しく生きていくことしか考えない。


我が子たちが
私の好きな人たちが
幸せになったらそれでいい。